酒編
*ゲール語は、ローマ帝国時代に、大陸から追われて、ブリテン諸島(現在のイギリス)に移住してきた民族(ケルト 民族)の言葉! ウイスキーの語源は//中世に鋳金技術を使い、高い度数(アルコール酒)を、造るようになり! 何だ!?この強くて温まる水は??命の水だぁ~~!!ラテン語で、命の水=AquaーVitae=アクアビット。 アイルランド・スコットランドに渡りゲール語に翻訳され(Uisge Beatha)=ウシュク ベーハーが語源と言わ れています。 * 命の水=Uisge Beathaウシュク ベーハー ⇓ ⇓ ⇓ ウスケボー (Uiquebaugh) ⇓ ⇓ ⇓ ウイスカー (Usqua) ⇓ ⇓ ⇓ ウイスキー (Usky) ⇓ ⇓ ⇓ ウイスキー (Whisky Whiskey) その(Uisge)=ウシュク=水 が訛って、ウイスキーと言われるようになった説も有り。 どの国でも、言葉は違えど、(命の水)という意味が多いです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *ブランデーとは? 果樹酒から作った蒸留酒。オランダ語で(焼いたワイン) Brandewijn 世界に広めたオランダ商人は、 この酒を、ブランディヴァンイン(Brandewijn)と呼んでいた後にイギリスで英語風に訛り ブランデー(Brandy)に変化。フランスでは、ブランデーと言う言葉は、あまり使われず。 オー・ド・ヴィー (EauーDe-Vie)=命の水と呼ばれている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ *ラムの語源 ラムの原料はサトウキビで造られ、ラテン語で、サトウキビの事を、サッカルム(Saccarum)と言い 一番最後の Rum からラムになったという説。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
*ゲール語 スコッチウイスキーは英語じゃありませぬ! |
スコット産 シングルモルトの名前の多くは(スコットランド・ゲール語に由来し、ゲール語は言語学的に インド・ヨーロッパ語族)に分かれ、欧米の言語と起源は同じで、文法的には、英語などど大きな違いがあり、例えば 文章の最初に動詞(目的語)が来ることが挙げられている。名詞を装飾する言葉は名詞のあとに付く、 アードベッグ(Ardbeg)であれば、アードが(丘・岬)で、ベッグ(Beg)が小さなという構成、英語なら さしずめ(スモール ヒル)(Small Hill)という感じです。 *フェノール値とは、大麦を乾燥する時に、ピート(草の体積した燃料)(泥炭)を炊き込むことで、モルト (大麦)に与えられる煙のような香り値。スコッチウイスキーのアイラ島産に多くみられ、あの磯臭いとか 病院の臭いとかのような香りの数値です。 数値は P・P・M で表され(Perts・Pet・Million) 100万分に1 数値が高いほど、フェノール(香り)が激しいいが、」最初から香りが感じるウイスキーと、後から香り が来るウヰスキーがあります。 |
酒名 | 日本語 | 意味 | 地域 | フェノール値 | 設立 |
ARDBEG | アードベック | 小さな岬・丘 | アイラ島 | 55~65 | 1815 |
AUCHENTOSHAN | オーヘントッシャン | 野原の片隅 | ローランド地域 | 1823 | |
ALLT-A-BHAINNE | アルタベーン | ミルク色した小川 | スペイサイド地域 | 1975 | |
ABERLOUR | アベラワー | 小川の河口 | スペイサイド地域 | 1879 | |
AULTMORE | オルトモア | 大きな小川 | スペイサイド地域 | 1897 | |
AUCHROISK | オスロスク | 赤い流れの浅瀬 | スペイサイド地域 | 1974 | |
ARDMORE | アードモア | 大きな・偉大な岬・丘 | ハイランド地域 | 1898 | |
AUCHENTOSHAN | オーヘントッシャン | 野原の片隅 | ローランド地域 | 1823 | |
BENRINNES | ベンリネス | スペイサイド最高の峰ベンリネス | スペイサイド地域 | 1826 | |
BALBLAIR | バルブレア | 平らな集落 | ハイランド地域 | 1780 | |
BENRIACH | ベンリアック | 傷ついた山 | スペイサイド地域 | 1898 | |
BUNNAHABHAIN | ブナハーブン | 河口 | アイラ島 | 1881 | |
BALVENIE | バルベニー | 山麓の集落 | スペイサイド地域 | 1892 | |
BENNEVIS | ベン・ネヴィス | 山の水 | ハイランド地域 | 1825 | |
BOWMORE | ボウモア | 偉大・大きな岩礁 | アイラ島 | 18~20 | 1779 |
BLADNOCH | ブラッドノック | ブラッドノック川 | ローランド地域 | 1817 | |
BRUICHLADDICH | ブルックラディ | 海辺の丘の斜面 | アイラ島 | 1881 | |
BIG PEAT | 沢山なPeatをPete(おじさん)にかけたジョーク | アイラ島 | 40 | ||
CARDHU | カーデュ | 黒い岩 | スペイサイド地域 | 1811 | |
CLYNELISHI | クライヌリッシュ | 金色の湿地 | ハイランド地域 | 1819 | |
CRAGGANMORE | グラガンモア | 大きな岩 | スペイサイド地域 | 1869 | |
CAOL ILA | カリラ | アイラ海峡 | アイラ島 | 35 | 1846 |
DALMORE | ダルモア | 広大な湿地 | ハイランド地域 | 1839 | |
DAILUAINE | ダルユーイン | 緑の谷間・牧草地 | スペイサイド地域 | 1852 | |
EDRADOUR | エドラダワー | エドレッドの小川 | ハイランド地域 | 1825 | |
GRENFIDDICH | グレンフィデック | 鹿の谷 | スペイサイド地域 | 1887 | |
GLENFARCLAS | グレンファークラス | 緑の草の生い茂る谷間 | ハイランド地域 | 1836 | |
GLEN KINCHIE | グレンキンチー | 蒸留所横を流れる川の説 | ローランド地域 | キンチー川 | 1826 |
THE GLENLIVET | グレンリベット | 静かな谷 | スペイサイド地域 | 1824 | |
GLENMORANGIE | グレンモーレンジ | 大いなる静寂の谷 | ハイランド地域 | 1843 | |
GLEN GARIOCH | グレンギリ- | 谷間の荒れた土地 | ハイランド地域 | 1785 | |
GLENROTHES | グレンロセス | ローゼス側の谷 | スペイサイド地域 | 1878 | |
GLENDRONACH | グレンドロナック | 黒いイチゴの谷 | ハイランド地域 | 1826 | |
GLENFACLAS | グレンファークラス | 緑の草の谷 | スペイサイド地域 | 1836 | |
HIGHLAND PARK | ハイランドパーク | (バイキング語)アザラシの島 | オークニ島 | 1798 | |
INCHGOWER | インチガワー | 川の側の山羊の草原 | スペイサイド地域 | 1871 | |
JURA | ジュラ | (バイキング語)鹿の島 | ジュラ島 | 1810 | |
KILCHOMAN | キルホーマン | キルホーマン教会跡地 | アイラ島 | 2005 | |
KNOCKANDO | ノッカンド | 小さな黒い丘・塚 | スペイサイド地域 | 1898 | |
LAPHROIG | ラフロイグ | 広い入江の美しい窪地 | アイラ島 | 50~60 | 1815 |
LONGMORN | ロングモーン | 聖人の場所/地 | スペイサイド地域 | 1894 | |
LAGAVULIN | ラガバーリン | 水車小屋の有る窪地 | アイラ島 | 30~40 | 1816 |
MACALLAN | マッカラン | 聖コロンバの丘 | スペイサイド地域 | 1824 | |
MORTLACH | モートラック | 椀状の窪地 | スペイサイド地域 | 1822 | |
OBAN | オーバン | 小さな湾 | ハイランド地域 | 1794 | |
OCTMOR | オクトモア | 偉大な8番 | アイラ島 | 1881 | |
PORT ELLEN | ポートエレン | 地域を統一していた妻の名、説 | アイラ島 | 1825~1983閉鎖 | |
ROYAL LOCHNAGAR | ロイヤル ロッホナガー | 岩の露出した湖 | ハイランド地域 | 1845 | |
SCAPA | スキャパ | 牡蠣の床 | スキャパ島 | オークニ諸島 | |
SPRING BANK | スプリングバンク | (英語古語)集落 | キャンベルタウン | 1828 | |
SRATHSLAT | ストラスアイラ | アイラ川の広い谷 | ハイランド地域 | 1786 | |
TALISKER | タリスカー | 傾いた大岩 | スカイ島 | 1830 | |
TOMATIN | トマーチン | ネズの木の茂る丘 | ハイランド地域 | 1897 |
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*サトウキビの汁液から造られるラムは、現在英語のRUM表示が多いですが、RONやRHUMの表示 も 見かけます、これは統治していた国の言葉が原因です、たとえばRONはスペインが統 治・RHUMはフランスが統治していたように。! |
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*SOLERAとは??ソレラシステム/熟成方法・・シェリーなどに多く使われる。
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*一般的な熟成方法。よく写真などで見る方法、熟成庫などの温度は、冷たいと重たく下に行き、 暖かいと上にあがるので、樽ごと定期的に熟成条件が同じになるようにローテーションします。
*シードルって??What a Cier? シードルはリンゴからできたスパークリングワインです、ラテン語の(シセラ Cicera)から、ブドウのワインと同じ くらい古い歴史があり11世紀頃には、フランスのノルマンディ地方に定着しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *Non Chillfilterd ノン チルフイルタード=冷却濾過をしていない。 樽で熟成したウヰスキー原酒は、温度が低くなると溶け込んでいる香味成分の一部が白濁する、 ウヰスキーは、これを防ぐために、原酒や製品を、0~5度まで冷却し濾過をするが、ノン チルフイルタード は麦芽や樽由来成分が持つ香り味を保つために濾過いないことです。。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *??なぜに?ウヰスキーの樽は、内側を焦がすのか! 樽の内側を強い熱で焼いて炭化させる方法をチャー(Charring)と言い、 何回か使用した樽を活性化するために、再度熱処理の(焼く)ことをリチャーと言い、 チャー・リチャーをすることで、樽内部に甘い熟成香味成分(パリニン)が生成され香味に大きな影響を与える |
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200L樽で | 毎年3%減では | 毎年2%減では |
熟成5年後 | 残 177.05L | 残 184.47L |
熟成10年後 | 残 152.04L | 残 166.74L |
熟成15年後 | 残 130.56L | 残 150.72L |
熟成20年後 | 残 112.12L | 残 123.15L |
熟成30年後 | 残 82.20L | 残 111.32L |
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チャーリングの種類*左から(ライト)中央(ミィデアム)右側(ヘビー)または(アリゲーター) ワニの皮膚のようだから。
1・ライト・チャー/お酒本来の味わいを活かしオーク材由来の木香成分や香ばしい味わいが出来る。
2・ミディアム・チャー/スタンダード仕様、ウイスキーや焼酎で多く使用されるタイプ、甘味や香り
を引き立たせる、ふくらみ有る味に。
3・ヘビー・チャー/バーボンで使用されている樽と同等の焼き方、強く焼いて燻製のようなスモーキー
フレーバーと重くて濃い甘い香りが生まれる。
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ウイスキー樽容積の違い。
1.バレル/Barrel 容量180Lの樽・ほとんどバーボン樽に使用。
2・ホグスヘッド/Hogshead 容量250L前後の樽。
3・バット/Butt 容量500Lの樽、一般的にシェリーの熟成に使われるサイズ。
ラフロイグのクオーターカスクは、このサイズの1/4サイズ【125L)使用、原酒と樽の接地
面積が多く熟成が早いのも特徴。
4・パンチョン/Punchen 容量530L前後の樽、スコッチで使用する最大の樽、スコッチでは
700L以上の樽は使用してはいけない。




単式蒸留器(ポットスチル)
*外気に接する面積は、ストレート型⇒⇒ランタン型⇒⇒バルジ型の順に広くなって、広い方が
シンプルで柔らかい味わいになる。/例・・Nikkaでは、余市蒸留所のストレート型からは柔らかい
味わいになる、仙台蒸留所のバルジ型からは特徴の有る味わいになる。

